メッセージ
Message
コロナウィルスによるパンデミックは、明治維新前のペリーの浦賀への来航くらいのインパクトを日本社会にも、世界にも与えています。日本にとっては第二の黒船の渡来です。
しかし注目せねばならないのは、コロナウィルス前から、既に我々人類の築いてきた文明文化がきしみを生じ始めていて構造疲労が生じ、社会も経済も政治も新しいものへと構造変革を迫られ始めていたのです。それをコロナウィルスのパンデミックが大きな契機として後押しをし始めています。
おそらく国家の在り方、国際関係の在り方、民主主義の在り方、グローバル企業の在り方等々、全ての文明文化に対し、“?”がつけられ、新しい時代の新しい生活が「産 官 学 民」の全てにおいて創造していく時代が訪れてきました。
そうした中で当研究所は、半世紀近く未来予測を通じて社会に貢献することに力を注いできましたが、これからも未来予測をベースとして構造改革の内容を具体的に研究開発していきます。特にヘルスケアに関して、より良いウェアブルセンサーとその解析ソフト及びそれらを用いたオペレーションシステムの開発に邁進していく所存であります。
既にハードウェアとしてのBITとその解析ソフトBITASとオペレーションシステムBITOPSの開発が終了し、お客様の支持に値することができるようになっております。今や時代の後押しもあり、多くの皆さまから購入いただいたり、共同事業の提案、更には研究開発の依頼をいただいております。ご期待に応えるべく、より一層この分野の進歩に尽力し、国民の健康と幸せに尽力していく所存であります。
皆さまのご支援をいただきながら、新しい時代の新しい豊かな生活を築いていく努力をしてまいります。
どうぞご期待ください。
Profile
昭和19年(1944)東京生まれ
昭和48年東京大学工学系大学院博士課程修了
中島飛行機の技術者であった父の跡を継いで、航空工学を専攻し、システム科学を学ぶ。東大のロケット人工衛星の打ち上げ・研究にも従事。その後、哲学、社会学、経済学、生物学等を学び、学際的な研究を主として、ビジネス分野にも鋭意進出。昭和50年、新しい時代のニーズに答えるべく、現代人間科学研究所を設立し、人文科学と自然科学の統合をはかり、商品・マーケット・消費者・科学技術を未来予測の視点から研究し政府や地方自治体関係の様々な委託研究に従事する一方、民間企業からも委託研究を受け、成果をあげている。日本全国を講演に歩き、講演回数は、3000回を超え「明日の時代」を見る先見性に満ちた視点に定評がある。また、学術的な視点からの未来研究を積極的に展開し未来予測研究会『WSF』を関東(東京)、関西(神戸)で開催し、社会、政治、経済、科学技術等の今後の展開について分かりやすい解説指導を行ない、数百社を集め好評を博している。最近では、多くの企業の顧問に就き、経営者の育成に努めている。
・150冊以上の本の著作(分野は多分野)、テレビ・ラジオ出演多数。
・3000回以上の講演(歴代内閣総理大臣の集る会、経団連軽井沢セミナー他)
・50カ国以上の海外視察(世界中の自動車工場を初め、多くの視察団長を勤める)
・100社以上の会社をコンサルティング(多くの企業の上場を支援)
・数十に達する国や企業からの受託研究
・30年以上のセミナーの主催(30年以上経団連のセミナーを主催)
・多くの独自研究の成果(未来予測の方法論の確立)
・金沢工業大学研究員と客員教授を30年以上の教育者歴
・中国 上海大学客員教授(2021年~)